エンディングノートと遺言の関係
最近、自分の人生の最後を見据えながら
自分らしく生きることを「終活」と呼ばれるようです。
その「終活」とともに自分の生と終焉を書き綴る「エンディングノート」も
注目されているひとつです。
エンディングノートは、どのような内容を書くのかは
本人の自由に任せられている部分で
「いつ何をするべきか?」
「最後はどうあるべきか?」
など、自分の人生についての要望を具体的に書くことも自由です。
また、そのエンディングノートの中に、自分の財産の行方について
書く例も少なくないようです。
しかしながら、エンディングノートはあくまでも
「自由な内容を、自由に書くことができるノート」であり
遺言書とは、その性質が異なる点には、注意が必要です。
遺言書とは、要式に縛られた文章でありますので
財産に関することをエンディングノートに書くときは
あくまでも「遺言書作成の原案」の程度に留め置き
最終的にはしっかりとした要式を守る遺言書の作成が
望ましいと考えられます。
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2020.05.20